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岩手中2の自殺で校長会見!「いじめ」の定義は? [日々の雑感]



岩手県の中学2年がいじめで自殺したとみられる問題で、中学校の校長が、「いじめがあった可能性が高いという前提で調査をしている」と会見していましたが、なぜ、「可能性が高い」なのか疑問です。

文部科学省では、「いじめ」の定義を、

個々の行為が「いじめ」に当たるか否かの判断は、表面的・形式的に行うことなく、いじめられた児童生徒の立場に立って行うものとする。

「いじめ」とは、「当該児童生徒が、一定の人間関係のある者から、心理的、物理的な攻撃を受けたことにより、精神的な苦痛を感じているもの。」とする。

なお、起こった場所は学校の内外を問わない。


(注1)「いじめられた児童生徒の立場に立って」とは、いじめられたとする児童生徒の気持ちを重視することである。
(注2)「一定の人間関係のある者」とは、学校の内外を問わず、例えば、同じ学校・学級や部活動の者、当該児童生徒が関わっている仲間や集団(グループ)など、当該児童生徒と何らかの人間関係のある者を指す。
(注3) 「攻撃」とは、「仲間はずれ」や「集団による無視」など直接的にかかわるものではないが、心理的な圧迫などで相手に苦痛を与えるものも含む。
(注4)「物理的な攻撃」とは、身体的な攻撃のほか、金品をたかられたり、隠されたりすることなどを意味する。
(注5)けんか等を除く。

としています。

つまり、本人が「いじめ」だと感じていれば、それは「いじめ」です。

今回の件は、本人がいじめられていたという記述を残しています。
周りの生徒も、いじめがあったと認識しています。
これは、「可能性が高い」ではなく、明らかに「いじめ」なのではないでしょうか?



子供が大勢集まれば、必ず「いじめ」は発生します。
「いじめ」は、どんなにがんばっても、無くなるものではないでしょう。

周りの大人は、もっと、真剣に向き合わないといけないのではないかと思います。
どんなに「いじめ」を見つけ出すシステムをつくっても、大人が向き合っていなければ、解決できないでしょう。
「いじめはある」という前提で、ちゃんと、気づこうとして欲しいものです。





タグ:いじめ
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