7月26日に東京・調布市で軽飛行機が民家を直撃した事故。
軽飛行機に乗っていた2人と、巻き添えの女性住民を含む3人が死亡する惨事となりました。

墜落したのは、パイパー社の「マリブ・ミラージュ PA-46-350P(JA4060)」という小型機。
パイパー社は、セスナ社やビーチクラフト社と並ぶ、三大軽飛行機メーカーのひとつです。

パイパー・マリブ・ミラージュは、パイロット1名、乗客最大5名の軽飛行機。
マリブ シリーズは、ミラージュの他にもいくつかあり、わりとポピュラーな機体です。

一般的に、軽飛行機には「ボイスレコーダー」や「フライトレコーダー」は付いていないので、事故の調査には時間がかかると思われます。




それにしても、飛行場の周辺は、調布飛行場に限らず、民家が多いですね。
もともと住宅が密集している場所に飛行場を造るわけはないので、飛行場をつくってから、住宅が増えたという場所が多いのではないかと思います。
飛行場で働く人なんかも多いですからね。


本来は、飛行場側が、不時着できる空き地を用意しておくべきなのかもしれませんが、こういう事故があると、飛行場周辺に住宅を建てないようにする規制も必要かもしれません。