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食品中の抗生物質 [食品]



抗生物質は、人工の物質ではなく、カビなどの微生物が生産する物質で、自然界では一般的に存在するものですが、細菌の活動を抑える作用があるため、薬として利用されています。

抗生物質が残留する可能性がある食品は、主に乳、食肉、養殖魚、鶏卵などです。
これは、動物の病気の治療や成長促進のために投与された抗生物質が残留することがあるためです。

抗生物質が蔓延すると、「人間の体内に棲息している必要な微生物を一掃してしまう可能性がある」、「抗生物質が効かない耐性菌が発生する」などの問題があるため、規制されています。
これらは、食品衛生法 厚生省告示第370号に規定されています。


<抗生物質の例>
オキシテトラサイクリン
 細菌感染症の治療に使用されています。

クロルテトラサイクリン
 感染症の予防のため使用されています。家畜の飼料に混入されていることもあります。

テトラサイクリン
 微生物のタンパク質合成を阻害し、広範囲な抗菌効果があります。






タグ:抗生物質
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