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テナガコガネで逮捕!特定外来生物とは? [日々の雑感]



特定外来生物に指定されている昆虫「テナガコガネ」32匹を飼育したとして、京都府の会社員の男らが警視庁に逮捕されました。

「テナガコガネ」は台湾や中国、東南アジアにかけて生息している大型のコガネムシです。
日本では、天然記念物の在来種「ヤンバルテナガコガネ」を保護するため、その他の「テナガコガネ」すべてを特定外来生物に指定しています。
コガネムシというより、小さいカブトムシみたいな感じですが、昆虫好きでないとわからないですね。



外来生物とは、もともとその地域にいなかったのに、人間の活動によって他の地域から入ってきた生物のことです。
日本では、「特定外来生物による生態系等に係る被害の防止に関する法律(外来生物法)」という法律があり、海外から入ってきた生物に対して、規制しています。

外来生物は、身近なところにもいて、例えば、シロツメクサ(四葉のクローバー)、アメリカザリガニ、ウシガエルなども、外来生物です。

外来生物の中でも、生態系、人の生命・身体、農林水産業に被害を及ぼしたり、及ぼすおそれのある外来生物(侵略的外来種)の中から、規制・防除の対象とするものを、「特定外来生物」として指定しています。

「特定外来生物」ではないが、実態がよく分かっていない外来生物は、「未判定外来生物」として、輸入する前に届け出る必要があります。


今回の逮捕でもわかるように、外来生物法には、罰則があります。



侵略的な外来生物(海外起源の外来種)による被害を予防するために 、「入れない、捨てない、拡げない」というのが、外来生物被害の予防三原則となっています。
野外で特定外来生物などを見つけた場合には、警察や保健所へ連絡してください。





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