七夕の夜はライトダウン！環境省の活動

環境省は、CO2 削減のため、「ライトダウンキャンペーン」という活動をおこなっています。
地球温暖化防止のため、2003年から始まったこのライトダウンキャンペーンは、全国のライトアップしている施設や家庭の照明の一斉消灯を呼び掛けています。

ライトダウンは、6月22日（夏至）と7月7日（七夕）の夜8時から10時までの２時間を「特別実施日」として設定しています。
6月22日の夏至の日は、2003年から始まりました。
7月7日の七夕の日は、2008年の洞爺湖サミットが、7月7日の七夕の日に開催されたことをきっかけに、毎年7月7日をクールアース・デーと定め、実施されています。
クールアース・デーとは、天の川を見ながら、地球環境の大切さを日本国民全体で再確認し、年に一度、低炭素社会への歩みを実感するとともに、 家庭や職場における取組を推進するための日とされています。

参加する施設・団体は、ライトダウンキャンペーンの登録をすると、ホームページ上で、紹介してもらえます。

主な参加施設は、
　北海道　　五稜郭タワー
　秋田県　　ポートタワーセリオン
　東京都　　東京駅、東京タワー、スカイツリー、レインボーブリッジ
　大阪府　　通天閣
　富山県　　富山城
　愛媛県　　松山城
　福岡県　　福岡タワー
　沖縄県　　首里城公園
などがあります。

他にも、多くの施設や企業が参加しています。



ライトダウンキャンペーンの参加施設・企業は、一時期、かなりの数になったのですが、ここ数年は減少傾向です。
減少の原因は、LED電球などの節電対策が普及し、一時的に消灯しても節電効果が少ないことや、電気を消して暗くすると、防犯上よくないといったことなどが上げられます。
その辺は、環境省も理解していて、消灯を強制するものではないとしています。

ライトダウンするかどうかはともかく、この活動をきっかけに、たまには節電のことを考えてみてはどうでしょうか？

照明の無い、暗闇でながめる星空は、きれいなものです。

タグ：環境省 ライトダウン サミット 節電