２０１６年のサミットは「伊勢志摩サミット」！

２０１６年に日本で開催される先進７カ国（Ｇ７）首脳会議（サミット）を、三重県志摩市で開催すると発表されました。

日本でのサミットは６回目で、地方開催は、２０００年の沖縄、２００８年の北海道・洞爺湖に続き３回目となります。

志摩市を選んだ理由について、安倍総理は「日本の自然、文化、伝統を各国リーダーに味わっていただける場所だ」と語り、志摩市が伊勢神宮に近いことから、「伊勢志摩サミット」と命名しました。



主会場は、志摩市の賢島（かしこじま）とすることも発表されています。

近年のサミットは、テロやグローバル化に反対するデモを警戒し、都市部から離れた場所で開くのが主流になっています。

賢島は、本土から２本の橋でしか渡ることができず、交通を制限しやすく不審者が入り込みにくいなど、地形的に警備のしやすい地域です。


サミットの会場となる（かどうかわかりませんが・・・）「志摩観光ホテル」は、既に改装工事が始まっています。
（こういうのは、発表されませんが、事前に決まっているものです・・・）

「志摩観光ホテル　クラシック」がサミット会議場、「志摩観光ホテル　ベイスイート」がVIPの宿泊所となりそうです。



また、サミットの際に行われる外相会談や財務相会談は、三重県以外の候補地で開催することを検討するようです。

２０１６年のサミット開催地については、志摩市のほか、仙台市、新潟市、長野県軽井沢町、神戸市、広島市など８都市が誘致をめざして活動していたので、これらの中から選ばれる可能性が高いと思われます。




サミットは、１９７５年、オイルショック後の世界経済の運営を話し合うために、アメリカ、イギリス、フランス、西ドイツ、イタリア、日本の６カ国首脳が、フランスに集って始まりました。

現在は、カナダが加わり「Ｇ７」と呼ばれるようになり、開催地は各国の持ち回りとなっています。

年１回開催され、主要国の首脳が世界経済、国際情勢、環境など国際社会の課題について幅広く議論しています。

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