SSブログ

盛岡の銭湯でレジオネラ菌!1人死亡、8人が入院 [日々の雑感]



盛岡市の銭湯で、レジオネラ菌に感染し、入院していた盛岡市の70代の男性が、2日早朝に死亡したと発表しました。この男性は、5月中旬から入院していたようです。

また、これまでにこの銭湯を利用した男女計12人が感染し、現在も50~80代の8人が入院しており、保健所は1日から7月30日まで60日間の営業停止処分としました。

保健所によると、感染者はいずれも4月下旬~5月下旬に利用し、その後、発熱や肺炎などの症状が出たとのこと。

この銭湯は4月24日にオープンしたばかりでした。



レジオネラ菌とは、細菌の一種で、水場・土壌などに広く存在しており、浴槽など、水がたまっていると繁殖します。

その感染症はレジオネラに汚染された水をエアゾル(空気中の微粒子)として吸入することで発症します。

特に、乳幼児、高齢者、病人など抵抗力の低い人や、疲労などで体力の落ちている人においても重症になり、時には死に至る危険性があります。

レジオネラ菌は、水温が比較的高い循環式の浴槽などで繁殖しやすく、シャワーやジャグジーなどエアロゾルを発生させやすい設備がある公衆浴場(銭湯など)では、定期的な検査が必要になっています。




公衆浴場の検査や水質基準は、厚生労働省が指針を出し、各都道府県などが条例で定めています。

また、レジオネラについては、厚生労働省が、「循環式浴槽におけるレジオネラ症防止対策マニュアル」を出しています。

盛岡市がどのような条例になっているのかわかりませんが、通常、年に1回~4回以上の検査をすることになっています。

また、異常が見つかった場合、清掃などの対策を行います。



被害が出てしまった場合、保健所が立ち入り検査を行います。

医療機関には、食中毒や感染症などが発生した場合、保健所などに届け出ることになっています。

今回は、医療機関からレジオネラの届出があり、銭湯の施設と感染者から検出された菌の遺伝子パターンが一致したため、この銭湯が感染源と特定されました。





nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

トラックバックの受付は締め切りました

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。